こんにちはキヨスイです。
東京でやっと雪なくなってきましたね〜ヨカッタヨカッタ。
今日も発達障害者との付き合い方を失敗した僕の助言ご覧ください。
僕の仕事パートナーは軽度のアスペルガー症候群とADHDを障害として持っている人です。ほぼ二人で仕事をしているので毎日顔を合わせます。
ことごとく彼への対応を間違えてきた3年半を綴っていきます。
全く努力ができない彼
彼って、僕からすると本当努力できないんですよね。だから成長スピードが遅いんですよ。僕が必死こいてやってる時ものんびりしてるし「今それやんの!?」ってこともやってるし。見てると、まーイライラする。
仕事パートナーとしては、どんどん物足りなくなっていくんですよ。僕が新しいことできるようになってもそれについてこれない...
相方としては本当心もとない。こちら側からするとめっちゃ不安になるんです。どのくらいかって言うともう鬱になるくらいですよ。
具体的にどういったことが起きているのかを紹介しますね。
- 繰り返しの練習ができない
- 新しいことにトライしない
- どうでもいいタイミングで新しいことをトライする
- そしてすぐやめる
といったところでしょうかね。怠け者の典型でしょ(笑)「俺もそうだよ!」って思った人。比較にならないです。彼はヤバイことが近づいても全くやりませんから!こっちからしたらヒヤヒヤ。
でも彼やりませんから!
神経図太いなぁーって思ってました。大物だな...って思ってました。でも違います。彼は全然神経図太くないし、超小心者です。
ヤバイことが起きてしまうと焦りまくって超パニック!もう何もできなくなります。見てるとこいつマジでバカだなと思う。
それを教訓に何かを始めるのですが、彼は、全く続けることができません。そして何か事件がおきないと基本的に新しいことにトライしません。でもどうでもいいタイミングで必要ないことをトライし始めます。なんかもうミラクル。
僕的にもこのままじゃ困るので色々と対策をしました。まぁー全部ことごとく失敗に終わりましたが。
この記事で、僕と同じ失敗をしないで下さい。下手な心療内科に通うよりは格安なのでどうぞ。
僕が、やってきた対策
- 自分で課題を見つけさせる
- 先を予測させる
- 始めた訓練を続けているか確認を取る
この辺りは口すっぱく言っていました。だけどムダでしたね(笑)全く成長せず。本当悲しくなりますよね。1ミリも成長しませんでしたから。なので同じ様なことをさせているパートナーさんは絶対やらないでね!
前回彼の障害をお話したんですが、彼の障害的にこれ全部できないんですよね。だから僕は障害を治そうとしちゃってたってこと。
一番やっちゃいけないことしちゃってましたね。障害ですから、病気じゃありませんから。治りませんよ。
詳しくは前回の記事に書いてあります。
前回の記事をまだ読んでいない方がいましたらこちらをどうぞ。
僕の失敗を具体的に書いていきますね。
- 自分で課題を見つけさせる
課題なんか見つけさせようとすると、自分の課題が何かわからない、自分に何が必要かわからないんですよ。だからもう効果的じゃない努力しちゃう。
辛うじて必要なことが見えていても、課題内容を考えてる間に必要なことからずれていっちゃう。記憶が点でしかありませんから。だから無駄な努力始めちゃうんです。
- 先を予測させる
これは全くできないです。オープンクエスチョンに近いものありますから。ちょっともできませんよ。ビックリしましたもん。間違っていても先を予想できない人初めてみたわって。
それを訓練しようとしちゃったんですね。俺バカだなぁー
- 始めた訓練を続けているか確認を取る
上記の2つが全くできなかったので、こちらから課題を与えて取り組んでもらったとします。1週間くらいはできるかな。でも何か日常でイレギュラーなこと起きちゃうとできなくなっちゃうんです。そっちに気がいっちゃうから。
雨の日に洗濯物を取り込み忘れたレベルのことでも。その日できないし、次の日からやらなくなっちゃう。だから続けているか確認取ってもできません!
一日中見張ってないと無理です。←そんなのが無理(親御さんならできるかもしれませんが)
ちなみに始めるときは、「毎日やります!」「頑張ります!」って言いますよ。
これも前回書きましたが、信用しちゃダメです。ダメージでかいですからね。
と色々書いてきましたが、絶望的ですね〜コマッタコマッタ。これをどうやっていくかというと。
僕が3年半学んで見つけた対処法はこちら。
- 1番興味あることだけずっと訓練させる
足りないところを補おうとしちゃダメです。彼に足りないところがあるとしたらパートナーの人が全て補いましょう。そっちのが早いです。それに取り組んでいること自体は興味があるからやっているので、すごく興味があることは見つかると思います。
これだとほっといてもやります。障害を持っていない人よりストイックにやります。本人楽しんでますから。高すぎるハードル設けて大丈夫です。
1番興味あることは、高すぎるハードルでも飛び越えます。万が一飛び越えられなくても、あなたの欲しい基準点はクリアしてくれるでしょう。
彼の弱いところっていうのは、興味がないところなんです。
そこを理解してあげてください。多動性が制御できないので他のとこに興味がいって違うことしちゃいますから。
でもすごく興味があることは普通の人より高いクオリティのモノを出せるようになると思いますよ。ここを頼りにして偏った戦える人間にしてあげましょう。
本当は努力好き?
彼は、努力したくないわけじゃないんですよね。本当に仕方がわからない。気づいたら違うことしちゃう。記憶の瞬間移動者ですから。
でもマッチしたものは「努力するなー」「僕ならやめてるなー」ってくらいやります。
なので何をやらせるかがとにかく重要になってくると思います。
最初は何が適しているのか探すの大変かと思いますが。1個づつやってけば、何かしら見つかると思います。僕もそうしてましたから。
いっぺんに複数やらせちゃダメですよ。焦らず1個づついきましょう。高いクオリティが出せる分野があると思います。探してあげてください。
最後まで読んでくださってありがとうございました。誰かのお役に立てたらうれしいです。
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