ども!キヨスイ(@kiyosui_goraku)です!
昨日、発達障害者の仕事パートナーにひっさしぶりにボロボロにされました。不幸話をネタにしておきます。
理解ができていないのに理解したと言ってしまうことについて。
理解していないことを理解したと言う。
何かの事柄を説明するじゃないですか。仕事でもプライベートでもなんでも。
その時にどれだけ相手が理解できるように伝えることってめちゃくちゃ重要ですよね。要するにコミュニケーションですね。
コミュニケーションの時に「伝わった」「理解できた」とお互いが認識するのって言語と表情以外の読み取りって不可能なわけで。
双子とか親子だったらもっと深いところまで、いけると思うんですけど。
伝える側は相手が理解したと言ってくれたら、伝わったと思いますよね。基本的に。で、もちろんこの理解度が100%だったり、70%だったりとマチマチなことはあると思います。
伝える側と受け取る側のシンクロ率とでも言っておきましょうか。
理解したと言って0%だった驚愕
たださ!「理解した!」って言ってくれて0%ってことはまずまず起きないよね?それが1年続くことってある?
これがあるんですよねぇ...しかもタチが悪いのが自分が本当に『理解している』『できている』と勘違いしていること。
これがめちゃくちゃ多い。昨日もちゃぶ台ひっくり返るようなことが起きて衝撃、驚愕!またカサンドラ症候群になっちゃうよ!僕!
次なったら、もう社会復帰は二度と無理アルね。このまま実家にgo backして屍になるアルよ。って感じ(笑)
ちゃぶ台がひっくり返ることは初めてじゃないので、もうそこまでダメージはないけど、正直疲労困憊よ(笑)
まぁ、おふざけなことはここまでにして。なぜ理解していないことを理解したと言ってしまうのか?という点が重要ですよね。
理解していないのに理解したと言わせないのは不可能
これ僕のパートナーのみのことかもしれないですけど、恐らくアスペルガー症候群が強めの人は起きるんじゃないかなっと。
理解してないことを理解した風に受け取ることを防ぐのは不可能です。間違いなく不可能。
え?じゃあコミュニケーションとるの無理じゃん?って思いますよね。基本的に無理っす(笑)少なくとも僕は無理っす。
普通のコミュニケーションじゃ全く無理。お話にならない。
これで終わらせると話が進まないので、効き目あるのかわからない苦肉の策を紹介しておきます。
全面的に信じない。
かれこれ、4年くらいになりますかねぇ。彼とコミュニケーションを取るようになったのは。仕事の関係だけですがね。
本人が言っていることは、まず信じないことに尽きます。僕らは家族でも恋人でもないので、信じないことでも関係性は成立します。
「またコイツなんか言っている」程度で自分の心を収めておくと期待も何もでないので、特に腹が立たない。
基本的に僕ができない部分をやってくれればいいわけで、それ以上は求めません。
これでも、説明したり理解してもらわなければいけないことが起きるので、コミュニケーションは必須なんですけど。信じることをやめてます。
僕の場合これがスタートラインでした。
例えをひとつ出してみましょう。
信じることがない精神状態を自分が整えることができたら、自分ルールで理解をさせることに移ります。
彼の場合、自分で作ったルールは徹底的に守れるという特徴があります。面白いですよね。一見ストイックに見えたりもしますが、ルールを守るという点でこれが一番楽らしいです。
ひとつ例えを出してみましょう。
Aという書類を棚に置き、その後Bという書類にサインをしてCさんに渡す
上記のような作業があったとしましょう。職場とかで教える時に、こうしたほうがCさんが次の作業を効率良く進められるから。って感じに教えたりしませんか?
理論的に効率がいいからと。
または、教え方が雑な人や覚えてくれればいいという人は、昔からこれが決まりだからこの行動を取って下さいと言うこともあるでしょう。
例に出した事柄が簡単なこともふまえると、上記のようなコミュニケーションは容易に想像できませんか?
で、これだと僕のパートナーは理解する可能性がめちゃくちゃ低いです。たったこれだけのことなのに?と思う人もいると思いますけど、凡ミスや出来ない可能性大です。
でも本人は、「理解した」と言ってきます。
自分ルールで理解させる。
上記のような例の行動でも自分ルールで理解をさせることで理解力が上がることがあります。
これの説明が超難しいんですけど...
なぜ、自分がその行動をとらなきゃいけないのか?自分の中でルールを作らせるとサクッと飲み込んだりするんですよね。
例を例えると...無数にあるんですが...
例えば本人にCさんの立場になって考えさせる。または立場にならす。これをすることで、自分の中でなぜそうしてほしいのか?というルールがひとつできる可能性があります。
彼の場合は、これを言語化することが難しいそうで定型発達者からすると変な理解の仕方をしているように見えますが、こっちの方が理解する可能性が高いです。
そして凡ミスや出来ない可能性がグンと減ることが最近わかりました。
おそらく、発達障害者が天才と言われることは言語化できなかったり、変な理解をして出来ているという点もあるんでしょうね。
最後に
コミュニケーションという難しい場面の話なので、一例を出すのが難しかったですね。感覚レベルでちょっとわかってきたんですけど、綺麗に言語化するほど理解ができていないみたいです、僕も
ポイントは『信用しない』と『自分ルールで理解』です。
僕と同じように困っている人の糸口になれたら嬉しい限りです。
でわ!