キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。
「心と体の不調を解消するアレクサンダー・テクニーク入門」という本を読了しました。
なかなか、面白い本で疲れやすい体質の人にはオススメの内容になっています。
アレクサンダー・テクニークとは?
アレクサンダー・テクニークという名前を聞いて、なんのことやら...と思った人は多いでしょう。
僕も知人に教えてもらうまで、「何?その必殺技?」という感じでした。
「心と体の不調を解消するアレクサンダー・テクニーク入門」は入門本となっていますので、無知な人向けになっていますので、ご安心ください。
▼アレクサンダー・テクニークとは?
筋緊張をしてしまいがちにオススメな体の余計な力を抜く技術です。
キーボードのタイピングで肩に力が入ってしまって、肩こりが抜けない人は多いでしょう。ブロガーさんなんかは正にそうなんじゃないかな?
肩こりからくる頭痛などで悩んでいる人もいるはず...さらに姿勢の良さにも影響してきますし、歩いているときの姿がかっこ悪いなんてことにもなります。
発案者はオーストラリア人の俳優アレクサンダー氏。彼が考えた「体の使い方の技術」といったもの。
筋を緊張させ余計な力が入ってしまうと体への負担や呼吸への負担が出てしまって、本来の力が発揮できないという状況に陥りがち。
それらを解消しましょうねという技術です。
整体とは全く違う。
整体やマッサージなどとは全く概念が違うものです。
整体などは、受け身の状態で体を良くしていこうというもの。ものによっては一時的なものになります。
アレクサンダー・テクニークは、自分から自発的に体の状態を良くしていくものです。
一度、習得できれば掛け算式に体の状態が良くなっていくものでは?と本書を読んで感じました。
「整体で月々のお金が...」みたいになっている人にはオススメですね。
アスリート、音楽家は導入している。
ステージパフォーマンスをするプロの音楽家や歌手の多くがアレクサンダー・テクニークを導入しています。
アスリートや俳優なども導入している人が多いそうです。
これらの人たちは、みんな人前に立って何かをする人たちです。緊張や体の使い方が上手になれば、自分の力を発揮できるのは容易に想像できますよね?
ただ、こういった職業の人たち以外の人間でもアレクサンダー・テクニークを導入することによって、潜在能力をそのまま発揮できるということです。
日本では、アレクサンダー・テクニークの導入は遅れているみたいですが、海外ではマストで必要な技術くらいに重視されています。
緊張は呼吸で解決できる。
人前に立って、プレゼンをする。
などビジネスパーソンは多いでしょう。このときに緊張して上手く伝えたいことができない。なんて人は多いのではないでしょうか?
僕も人前に立ってプレゼンをすることはないのですが、何かをすることはあります。
この時に緊張してしまうとできることまで、できなくなってしまう。
こんな経験は誰しもがありますよね。
こういったときに重要なのが呼吸法であって、呼吸法を少し変えるだけで、緊張が和らぎ、正常な状態へと持って行ってくれます。
緊張をしがちなあなたは、本書を手にとってみてください。
全部一人でやるのは難しい。
あらゆる方法が本書には書かれています。
ひとつひとつの動作はハッキリ言って難しいものはありません。
ですが、数がかなりある。一度読んだだけでは、練習法ですら習得できないレベルの数です。
実践できる人はやってもいいですが、おそらくほとんどの人があまり実践まではいかないでしょう。
この本から自分ができそうな方法を2つ3つくらいピックアップしていくことが重要かと思います。
体の細かい使い方もたくさん書いてありますが、体の使い方って本からのインプットだとなかなか難しいです。
「これであってるのか?」と疑問がわくでしょう。
要するにアレクサンダー・テクニークは、この本を読んだだけじゃ『完璧に導入』するということは難しいということ。あくまで入門本ですからね。
それでも強い興味を持った人は、著者「青木紀和」さんがレッスンを開いてみるので、行ってみては如何ですか?
▼HPはこちら
アレクサンダー・テクニーク 身技レッスン 東京恵比寿 大阪 名古屋
Youtubeでの動画配信もありますので、ぜひ!
この本がオススメな人。
- 肩こりが抜けない。
- 慢性的頭痛に悩んでいる。
- 姿勢が悪い。
- タイピング作業が多い。
- 音楽をやっている。
- 競技をしている。
- いつも緊張しがち。
こんな人にオススメです。該当する人は、本書を手にとってみてください。
最後に
僕は2つの方法を導入して生活し始めています。少しづつ導入していくのがオススメですね。
もっとたくさんを学びたい人は、レッスンにいくのがいいかな?って感じです。
まぁ、まずは気になったらこの入門書を手にとってみてください。
それでは、また。
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