キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。
AmPmという新しいアーティストが出てきました。
楽曲も素晴らしいものなんですが、売れるまでのプロセスがものすごく面白い。
Spotifyの再生回数1000万回
リリースした楽曲たちの累計再生回数が1000万回を超えたみたいです。
日本人の無名アーティストでここまで、再生されているのはAmPm(アムパム)くらいでしょう。素晴らしい結果が出ていますね。
さっそく、楽曲を見ていきましょう。
「Best Part of Us」という曲。楽曲は2015年にできていたようです。
ずっとタイミングを測っていて、2017年の3月にリリース。そしてSpotifyでブレイクという流れ。
2年も寝かせていてタイミングを測っていたというのが、ものすごく冷静なんだなというイメージ。
アーティストは楽曲ができた段階が一番テンション上がっていますからね。
2017年の3月あたりに出したということは、the chainsmokersのcloserがヒットしたことがリリースすることに影響しているかな?って勝手に解釈しています。
Spotify上で露出度を上げていくことが重要。
AmPm(アムパム)は広告費を採算度外視で投下していったようです。
SpotifyやSoundcloudで人気プレイリストを持つアカウントがサービスとして提供しているキュレーションサイトのようなところにガツガツ広告を入れていった模様。
これによって、インターネット上の露出度はかなり上がってくれます。この効果がいい方向へ働き、1000万回再生を達成した様子。
CDがなくなりつつある音楽業界。インターネット上は無限ですから、ライバルも多くなる。
その中で、どれだけ、どのように、どうやって、露出していくか?
というのが大きなポイントになってきそうですね。
間違いなく、今後のアーティストの生き残りでSpotifyとキュレーションサービスはひとつのポイントになってきそうです。
それと同時に音楽を配信できるプラットフォームはSpotifyだけじゃありません。
AppleMusic、Amazonプライム、Youtubeなどマネタイズできるポイントは多くあります。
どこに自分たちの楽曲を載せていくのか?という方向性によって、ジャケットのデザイン、楽曲の内容、タイトルというものは変わってきそうな感じはしそうです。
歌詞は英語なのか?日本語なのか?
ボーカルは男なのか?女なのか?初音ミクなのか?
んー考えればキリがないほど選択肢は増えそうですね。
今のアーティストたちは、AmPm(アムパム)たちから学ぶことは大きくありそうです。
音楽をメディアとして捉える思考。
覆面の日本人アーティストAmPmにインタビュー。デビューシングルが530万回再生、リスナーの90%以上が海外の理由とは?
こちらの記事に面白いこと書いてありました。
ーー今後はどのようなアーティストを目指していますか?
AmPm_右:今の時代の音楽、特にストリーミングサービスで言えばもうメディアだと思うんです。Spotifyは有料サービスもありますが、フリーモデルがある中でそれをどうやって成立させてるかと言えば広告があるからです。そこで収益を上げていくにはどれだけリーチするかという数字の話しかないわけで、僕らはその中にいる1記事みたいなものです。とはいえ、その記事でも多くのユーザーに読まれていたらまた特集で連載になるじゃないですか。そういう意味で僕らも数字は意識しなきゃいけないと思っています。
この発想は本当に面白いものです。
ストリーミング上にある音楽をメディアとして捉える。そして、1記事みたいなものと言っています。
このブログの記事と同じ立ち位置なわけですよね。楽曲自体が。
僕らはグーグルというプラットフォームの中で戦っているわけで、音楽になればSpotifyやApple Musicというプラットフォームに変わるだけ。
より再生されるためにどうしたらいいのか?というのを考え抜いて意識をしていって、数字を出す。
まぁ音楽も現代だとメディアですね。
キヨスイの予言あたる!
以前、こちらの本の感想記事を書きました。
関連記事:「ヒットの崩壊」読了!これからの音楽業界について...
僕、こんなこと書いているんですよ。
予言当たっちゃいました。当てちゃいました。
詳しく気になる方は、こちらの記事までどうぞ。
今回のAmPm(アムパム)の動きはまさに新しいアーティストを発掘しマネタイズできる素晴らしいものの第一歩。新しい動きですね。
AmPm(アムパム)の楽曲。
楽曲紹介を全くしないでここまできてしまいましたね(笑)
僕のお気に入りを紹介しておきますね。
Life is
爽やかななボーカルが目立つ「Life is」。軽快なギターカッティングが特徴的な曲です。
ドライブなんかで聞きたい楽曲になっていますね。
I don't wanna talk
僕、Nao Kawamuraさんの歌好きですね。
この曲は何回も聞いていられる曲になっています。
utada hikaru cover
このカヴァー超絶かっこいいな。
もともとの曲が秀逸なのは大前提だけどhttps://t.co/G3urQb9Q7H— キヨスイ@仮想通貨トレード (@kiyosui_goraku) 2017年10月20日
AmPm、宇多田ヒカルのカヴァーが超絶good
— キヨスイ@仮想通貨トレード (@kiyosui_goraku) 2017年10月20日
ボーカリストとの相性も最高だし。https://t.co/3bf2FWQwk0
宇多田ヒカルさんの曲をカバーしているんですけど、めちゃくちゃかっこいい。
ボーカリストと宇多田ヒカルさんの曲が相性抜群ですね。
最後に
AmPmの今後の動きに大注目ですね。
なんか事業展開をしている2人なので、アーティストとしての活動はどうなっていくのかわかりませんが...
全体的な活躍に期待できるユニットではないでしょうか?
新しい音楽業界のヒットの方程式を打ち出してくれそうな存在です。
それでは、また。