漫画「探偵少女アリサの事件簿」感想!独特のリズム感が心地いいですね。

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キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。

 

『探偵少女アリサの事件簿』がkindleで安くなっていたので、読んでみました。なかなか面白かったですよ。 

 

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探偵少女アリサの事件簿

▼概要、あらすじ

デンシバーズから出版されている漫画。『謎解きはディナーのあとで』で有名な東川篤哉さんのミステリーコミックです。作画は森ゆきなつさん。主人公は箱入り娘のアリサと「なんでも屋」の橘良太。なんでも屋の良太はヌードモデルの依頼を受け、画家の家に居たところ殺人事件が起きてしまう。犯人扱いされそうになってしまったが、どうにか逃れ数日後探偵の綾羅木考三郎から娘アリサのお守役の依頼を受けることに。これがアリサとの出会い。アリサは子供ながら頭脳明晰で探偵の娘という才能を活かし警察が解決できない事件を次々に解決していく。

 

大人と子供のバディ推理漫画です。推理系の漫画ってもう出尽くしてる感あるんですけど、東川さんの作品て独特で癖があるので楽しめています。

子供が推理しているんですけど、コナンとは全くの別物。重くもなく、軽くもないストーリーが繰り広げられている感じですね。

 

2017年1月にはドラマ化もされています。主演は、本田望結さん。ピッタリな配役ですね。子役で頭の良い子って言ったらこの子しか今いませんから(笑)

もう放送は終了していますので、こちらのHPで詳しいことの確認して下さいね。

探偵少女アリサの事件簿|テレビ朝日

 

漫画を読んでいるのに声が聞こえてくる。

不思議だなーって感じたのが、この作品のアニメやドラマを僕は観ていないですが...漫画を読んでいると声が聞こえてくるんですよね。

厳密には想像しながら、読み進められるということなんですが。

 

だいたいの漫画って声聞こえてくるときは、アニメやドラマを観ているからであって記憶から引き出している感じなんですけど。

 

の漫画は初見から聞こえてくるんです。正直、最初はつまらない漫画かも?って疑ったんですけど、読み進めていくとなかなか読みごたえありました。

 

設定も幼女とアラサー男子という設定なので、過去にそんな作品を触れた記憶はないんですが...なんか聞こえてきます。

 

リズム感が独特。

推理系の漫画ってテンポの固定があるじゃないっすか。事件が起きて、疑心暗着になって、チャンスが来て、閃いて、解決!みたいなね。

 

この漫画はテンポがとても独特でして、解決に行き急がない感がすごいんです。余裕がめちゃくちゃあるというか。

もう、解決しませんでしたぁ〜みたいな感じでフワーっと誤魔化されても問題ないというか。

事件解決のタイミングが、良い意味でドキドキしない漫画になっていましたね。なんだかこの感覚が心地良いんですよ。

 

「解決するぞ〜!解決するぞ〜!やっぱフェイク!そしてここで解決!」みたいな恒例のタメもないし。

読んでてフワっと軽く読める漫画になっていました。

 

巻をまたいだりする。

リズム感が独特に通ずる話ですが、巻を平気でまたいだりするんですよ(笑)

1巻の最初に起きた事件は、1巻の中で解決するんですけど、二つ目の事件が2巻にフワッとまたがる。

 

ちゃんと解決させてビシビシ行けよ!と言いたくなる人もいるかと思いますが、僕にはこのルーズ感が堪らない。

 

1巻読み終わって、「あ、終わった2巻買お。」って自然と行けた感じがしていました。この感じってあんましないんですよね。

 

「1巻終わった、やめよ」か「2巻、超読みてぇ!!」ってなるかのどっちかだったんですけど、スルっと買わされた感がある。

損させられた!とかじゃないんですが。不思議なマジックがかかっている。

 

ストーリーとしては、軽快に感じ。

重くもなく、軽すぎずもなくいい具合の軽快さでストーリーは進んで行ってくれます。電車の中でも読むのに最適ですし、寝る前とかにもおすすめ。

アリサのキャラ立ちと独特のリズム感で持って行ってくれるので、頭を超凝らして...みたいなことは起きません。

 

でも、推理漫画としてツマラナイわけでもないんですよね。超頭を凝らして読みたい人は、オススメはできませんが。

漫画が好きな人であれば、読んでみてね!って気軽にオススメできる作品になっています。

 

『謎解きはディナーのあとで』が好きな人はマストで読んでみてくださいね。

 

オススメな人。

  • フワっとルーズに読みたい。
  • 謎解きはディナーのあとで大好き。
  • 推理漫画の新感覚を味わいたい。

こんな感じですかね!

 

当てはまる人は、ぜひ手にとってみてくださいね。

 

最後に

ぶっちゃけなんとも掴みにくい漫画でした(笑)「ここだ!」ってところが本当に掴みにくい。

漫画を書いていたとして、参考にするとなると難易度が高すぎかもしれないですね。

 

気軽に読める推理漫画としてオススメ。

 

それでは、また。

 

 

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