キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。
「ボールルームへようこそ」の感想、ネタバレ記事です。5巻、6巻を書いていきます。
ボールルームへようこそ 5巻
あらすじ
天平杯が終わって数日経つが現実に戻れない多々良。
学校にいってもフワフワとしてしまっていたが、ずっと保留にしていた進路決定に悩まされる。ダンスを始めて、自分が何をしたいのか?徐々にわかってきた多々良は高校に進学することを決める。
多々良は無事、高校受験に成功し春から高校生へ。
同じ高校にまさかの賀寿が先輩にいるというラッキーでコミュ症の多々良も学校に馴染む。
全てが順風満帆に行っていると思いきや、マコとカップル解消した多々良はパートナーが見つからない。
無事カップルを見つけ試合に出ることができるのか?
待っているしずく。
兵藤の怪我もあり、しずくたちは1年留学を遅らせることに。
留学を遅らせる理由には、多々良とまた同じステージで戦いたいという気持ちも入っていた。
1年以内に多々良はランクを上げ兵藤、しずくペアと同じステージに立つようにしずくに言われた。
カップルも組めていない多々良はこの言葉で焦りを出してしまう。憧れの人に待っていると言われた期待に添えたいと思った多々良。
多々良は彼らの期待に答えることができるのか?今後の見所ポイントでありますね。
仙谷ペアに圧倒される。
仙谷が海外遠征から帰ってきて、日本で久しぶりの試合をすることがわかり、賀寿と一緒に後楽園ホールに観に行く多々良。
国内トッププロが集まる試合を初めてみた多々良は、会場の熱量に圧倒される。
仙谷にダンスを教えてもらっていた多々良であったが、仙谷がどんなダンスをするのか全く知らない。一度、ビデオで観た程度だった。
多々良は仙谷のダンスを初めて観て、圧倒されるだけではなく自分では絶対にできないダンスを見せつけられ、気分すら悪くなってしまった。
仙谷ペアのダンスが終わりファンが仙谷たちに押し寄せる中、クラスメート(千夏)に遭遇する多々良。
しかも席が前の子で多々良がダンスをやっていると知るとdisってきた子であった。
この子はなぜ後楽園ホールにいるのか?多々良は全く理解不能に陥る。
一方、大会は圧倒的な実力で仙谷ペアは当たり前のように優勝をしていった。
千夏との出会い。
そんな大会中にクラスメートの千夏と多々良は出会う。
学校で社交ダンスをやっていると言った多々良をバカにしてきた千夏。多々良は「なぜ彼女がここに!?」とパニックになる。
彼女は仙石ペアの大ファンだった。それで、大会を観に来ていたのだ。
この出会いが今後の多々良のダンス人生を大きく変えることになる。
兵藤の復活。
兵藤の怪我が完治し、替え玉の謹慎処分も終わり大会に復帰した。
復帰戦、兵藤ペアは全種目ぶっちぎり1位で優勝をした。
しかも決勝戦までベーシックのみで上がっていったというオマケ付き。
前より強くなって帰ってきている兵藤に多々良はまた焦りを隠せない。さらに兵藤にも試合で戦うのを楽しみだと言われてしまい、カップルも組めていないことから自己嫌悪に陥ってしまう。
多々良はどうやってグランプリで兵藤ペアと戦えばいいのか全くわからず、賀寿に愚痴る。
そこから、初めて社交ダンスのグランプリの仕組みを知りまずはD級を目指すことに
ボールルームへようこそ 6巻
あらすじ
カップルを組めない多々良。がクラスメートに千夏というダンス経験者がいた!
勇気を出して千夏を誘う多々良。なんだか知らないがカップルを組むことに成功!二人はノービス戦に出場することになるが...
千夏の今までのキャリアが邪魔をして、全く意思の疎通ができない。D級に昇格しないとグランプリの出場権はもらえない多々良。
果たして、千夏とペアを組んだ多々良は2位以内に入りD級へ昇格することができるのか!?
千夏を誘う多々良。
カップルになれなくて、モヤモヤしていた多々良。仙石たちに千夏を誘えばいいじゃん!と押され、思い切って千夏を誘うことに。
多々良の目からも千夏はどこからどう見てもダンサータイプの人間に見えたため勇気を出して声をかける。
意外にもすんなり承諾してくれた千夏。さっそく練習場へ二人で向かうことに。
二人で練習するも全くうまくリードできない多々良に苛立ちを覚える千夏。彼女は、もともと競技ダンスをやっていたことから、多々良よりキャリアがある。
まだ初心者の域を抜けきっていない多々良のリードに不満ばかりをぶつけてくる。
そんなどうしようもない状態にしびれを切らし仙石が千夏にリードするように助言をした。そして、多々良がフォローへ。男女逆転ですね。
まぁ千夏はリードが上手い。それもそうなはず。千夏は、女性同士でリードをやっていたからだった。
千夏の登場でこの漫画自体の花がグンと出ました。上手なキャラクター配置だとびっくりしましたよ。
ダンスを捨てきれない千夏。
多々良とのダンスに全く納得できなかった千夏は、多々良を振ることに...
しかし、千夏はダンスを捨てきれない状態にいた。高校生になって、男女ペアで組むことをしなければいけない。
でも自分はフォローをやってことをないことから、ダンスを辞めようとしていたのだが、全く捨てきれない。
ダンスシューズだって、捨てることもできていなかった。
一方、多々良はカップル空いてを探しつづ練習しながら、バイトをする日々。
バイト先の娘さん(明)が、競技ダンスをやっていることを知る。そんな時にバイト先に千夏が登場。
バイト先の娘さんは、千夏の元パートナーだった。
千夏は明が三笠に出るということを知り、頭に血が上ったのか多々良とカップルを組むことを決意。
シード狙いをすると啖呵を切る。
よくわからないまま、巻き込まれてカップルを組むことになった多々良だが、多々良にとっては絶好のチャンス。
2人はカップルを組むことになる。
ライバルの登場のさせ方が唐突すぎて意表をつかれました(笑)この作者は展開が本当に上手なんですよね。
今後の千夏と明のライバル関係、多々良と千夏のカップルがどうなっていくのか?楽しみにさせてくれる展開でした。
千夏にリードされる多々良。
じゃじゃ馬の千夏とカップルを組んだ多々良は全く息が合わない。全然言うことを聞いてくれない千夏。
そして、千夏も多々良のリードに全く満足をしていない。
多々良と千夏はグランプリに出るために最初のノービス選に出ることにする。
ノービス選に出ると全く多々良のリードを尊重しない千夏。それでも決勝までは残れたが多々良のフラストレーションがマックスに。
決勝戦では全く動かない多々良。
試合を投げたのか?と千夏は勘違いしたが、千夏がアクションを出すとそれに全力で読み取りついてくる多々良。
本当は千夏がリードしているが、多々良の読み取る能力のおかげで、観客には多々良がリードしているように見えていた。
多々良にはこの動きがベストだと思い、今までやったことないギャンブル的なダンスをし始めた。
おかげで千夏が大きく踊っているようにみえて、なんとか決勝戦を終えた。
結果は準優勝でD級昇格
結果は準優勝で昇格をすることに成功した多々良と千夏。
優勝は釘宮ペアだった。彼らはもともと経験者で故障が原因でノービスからの参加になっていたので、致し方ない結果になってしまいった。
本来の目的は達成できた多々良ペアであったが、千夏に翻弄されっぱなしの多々良はモヤモヤした気持ちが残ったまま大会を終えてしまった。
兵藤の母、マリサにもダメだしをされてしまいショックを隠せずいた多々良。課題は山積みである...
マリサのスタジオへいく多々良。
大会後、千夏に別で練習したいと言った多々良。千夏は承諾してくれた。
多々良は、マリサに言われたことの答えを探すためにマリサが運営するスタジオへ出向くことに。
競技ダンスは、男の方が配点が高いことを初めて知ることになる。
マリサにひとつの提案をされる多々良。ノービス戦で優勝した釘宮とペアを組んで、リードをしろと言われた。
身長差もあり、リードに慣れていない多々良には難しい課題だったが、取り組むが案の定、釘宮にdisられてしまう。
リードを交換して、釘宮が多々良をリードすることに。
そこで圧倒的なリードを見せる釘宮。多々良は自分の体が自分のものじゃないような感覚に陥っていた。
だが、多々良は釘宮のダンスには全く憧れを抱かず、疑問を持っていた。
ダンスはパートナーを振り回すことがいい選手というのは納得できなかったようだ。
多々良はマリサのスタジオで学び、もう1度千夏に一緒に練習しようと声をかける。
覚悟を決めたのか、「騙されたと思ってついて来て」とお願いした。
千夏は乗っかることに。
千夏ってキャラクターは意外にも素直なんですよね。
ここで、釘宮という多々良側のライバル出現って感じでキャラクター層が厚くなりました。
本当にキャラの配置が上手い!5巻と6巻で多々良を取り巻く環境が変わっていきますので、必見です!
アニメ化されています!
アニメはAmazonプライムビデオで見放題になっていますので、ぜひこの機会にアニメを観てください!
僕はアニメから入りました!社交ダンスの躍動感を派手に再現されていて、面白い内容になっています。
原作とアニメでちょこちょこと内容が違うところがありますので、そのあたりも楽しめる内容になっています。
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最後に
怒涛の5巻、6巻でした!キャラクターが増えるのが特徴的ですね。
僕のお気に入りは千夏ですね!彼女は本当に花があるキャラクターで大好きです。
勢いが止まらないボールルームへようこそ。7巻、8巻も感想記事書いていきますので、お待ちくださいね!
それでは、また。