キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。
ブルージャイアントを読み返していて、なんだか感想が書きたくなったので書いていきます。
まだ完結していないけどね!
最高にモチベーションの上がる漫画
昨日読み返していて、めちゃくちゃモチベーションが上がる漫画でした。
主人公の宮本 大が真っ直ぐな性格で、音楽に一直線。この姿を見ているとなんだかモチベーションが上がってきます。
この漫画の最大の特徴は音を鳴らせない、漫画の世界で音を出してくれるところ。まぁ実際は出ていないんですけど...
絵から出てくる演奏しているシーンの躍動感が音を感じるほどの力を持っています。ジャズの特徴のソロの時なんかまぁーすごいすごい...
なんで音が出ていないのに、音を感じられるのか?不思議でしょうがない。
やっぱりどんな作品でも生きているものは、モチベーションが上がってしまう。
宮本 大が天才すぎ。
主人公の宮本 大はもう天才すぎですね。河原で3年間ひとりで吹き続けるという努力の背景はあるものの...今のところ停滞することなく、どんどん音を吸収していく。
これはもう天才です。彼を天才と呼ばずに誰を呼ぶと言いたくなる。
漫画の勢いに押されて、感情移入しまくって主人公が天才ということを忘れそうになりますが、この漫画の主人公は間違いなく天才。
少々、挫折するシーンもありますがとにかく復活が早いこと早いこと。早くドガっと挫折してほしいです。苦しんでほしいです(笑)
6巻くらいすぎると、凡人の僕からすると妬みが入ってきますよ。
玉田 俊二がいるからよりおもしろい
主人公は天才すぎる漫画っておもしろくないじゃないっすか、リアリティーがなくなって。
玉田 俊二がいるから、主人公が天才でも読み続けられちゃいます。玉田 俊二という人物はブルージャイアントに絶対かかせない存在。
アカデミー賞だったら、間違いなく助演男優賞を獲得すること間違いなしの効果を出してくれています。
玉田 俊二のアイディアを出したのが、作者か編集者かどちらか知りませんがグッジョブです。
褒めちぎった玉田 俊二のご紹介を少しだけ。
大の同窓生。元サッカー部で大学進学のため上京。上京した大が居候として住み込まれる。沢辺の後を追うべくドラムの練習に励む。
主人公の宮本大の高校生で、大学進学のために上京したんですけど、大に居候として住み込まれちゃうんですよ。
フリーダムで女の子と遊びまくるキャンパスライフを望んでいたのですが、大や沢辺の影響でジャズドラマーを目指してしまう(笑)
もう完全に事故です。人生のハンドルをググッと回して留年までしてしまうんですよね。
ただ、玉田の努力は超本気で電子ドラムを買い、スタジオレッスンに入り大と沢辺の足を引っ張らないように毎日努力をします。
この懸命なプレイが観客の心を打つんですよね。最高です。
沢辺の殻がむけるところが見たい
今後の展開で沢辺の殻がむけるところが、とにかく見たい。沢辺は4歳からピアノをプレイしているジャズの英才教育を受けているような人間。
音楽を知り尽くしていることから、超がつくほどの理論派。どこか自分と被るところがあって共感が持てる。
この理論派の沢辺を行動派の大がかき回すところも、この漫画の見どころです。
理論派な人間は悪く言うと慎重派で冒険があまりできないんですよ。頭で先に考えてしまいますからね(笑)
こういった人間味がソロプレイの時に如実に出てしまうんですよね〜!音楽って残酷!
これからの沢辺に期待です。彼らしくないところをどんどんさらけ出してほしい。
最後に
完結したら、全巻所持したい漫画に決まりました。これだけ、モチベーションが上がる漫画は『宇宙兄弟』以来ですかね。
早く新刊出ないかなぁ〜!
なんだか、気分が乗らないあなた。ぜひこの漫画を手に取ってください。
それでは、また。