ERC721xとは?LoomNetworkが提唱したERC-721の拡張規格!

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キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。

 

LoomNetworkが提唱した新規格のトークン「ERC-721x」についてまとめておきます。

 

ERC-721とは?

まず、最初にERC-721xを理解するにはERC-721の理解が必要です。

ERC-721xは文字ヅラを見てわかるように、ERC-721の進化版みたいなものです。

簡単にERC-721の特徴を説明しておきます。

 

▼ERC-721の特徴

  • イーサリアムのトークン規格
  • 代替え不可能なトークン
  • 土地、芸術作品のような性質を持っている

簡単に言うと、こんな感じで代替え不可能な唯一無にのトークンとして発行することができます。

詳しくはこちらの記事にまとめてありますので、合わせてどうぞ。

関連記事:イーサリアムブロックチェーンの技術規格「ERC-721」とは?

 

ERC-721の問題

ここからは、ERC-721を理解した人が読んでくださいね。

 

ERC-721の問題点として、まとめて別のウォレットに送ることができないんですよ。

だから、50のERC-721があったら50回送る作業をしなければなりません。

これによって、イーサリアムのガス代がかかってしまうので、費用も時間もかかってしまい使いにくい側面があります。

 

もう少しわかりやすく言うと...

クリプトキティーズの猫が50匹いたら、50回送る作業をしなければなりません。

これ、めちゃくちゃ面倒じゃないですか?

 

これを解決しよう!と出てきたのが、「ERC-721x」です。

 

ERC-721xとは?

ここからがこの記事の本題です。お待たせしました。

 

▼ERC-721xの特徴

  • ERC-721に互換性がある
  • 複数の種類のトークンをまとめることができる
  • まとめることで作業時間、ガス代も低下

今までのERC-721の機能を備えながら、まとめることができるトークン規格と理解して頂いて大丈夫です。

 

ERC-721に互換性があるので、現状使用されているマーケットプレイスにもERC-721xは対応できます。

要するにOpenSeaなどで売買されているERC-721と同じように売買することが可能になります。

関連記事:OpenSeaの使い方まとめ!簡単にERC-721を取引できます! 

 

ちなみに違うゲームでもERC-721x同士であれば、まとめることも可能になっています。

感覚的にOpenSeaが始めたバンドル機能に似ている感じしますね。

関連記事:OpenSeaのバンドル販売のやり方を解説!ERC-721がまとめて販売、購入できます。

 

ERC-1155にも対抗できる

ENJINが作った、ERC-1155はトークンをまとめる機能が付いています。

ENJINの方が一歩出る?と思いましたが、ERC-721xはERC-1155にも対抗できる内容になっていると思います。

ERC-1155は既存のマーケットプレイスが対応していませんが(執筆時)ERC-721xはERC-721が対応していればOKなので、この辺りが手軽になっています。

 

ENJIN?なにそれ?という方はこちらの記事にまとめてあります。

関連記事:ENJIN(エンジン)のまとめ!ゲームからウォレットの情報まで!

 

LoomNetworkを知りたい人へ

ERC-721xの規格を提唱したLoomNetwork(ルームネットワーク)をもっと知りたい人は、下記の記事を読んで下さい。

dAppsゲームに大きく影響してくるプロジェクトなので、チェックすることをオススメします。

 

LoomNetworkのメインプロジェクト内容をまとめてあります。

関連記事:LoomNetworkとは?サイドチェーン技術でdApps業界を変えるか!?

 

LoomNetworkを採用するプロジェクトをまとめてあります。

関連記事:LoomNetwork採用プロジェクトまとめ!dAppsゲームが進化するかもしれない。

 

最後に

ERC-721xの紹介でした。

イーサリアムはトークン規格がたくさんあって大変ですが、興味を持った方は勉強してみてくださいね!

 

それでは、また。

ERC-721x HP