キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。
phaさんの「ひきこもらない」読了しました。幻冬舎の実質半額でゲットしました。
超独特の世界観の本になっていましたね。なんだろ、この感じ。小説とかなら作られた世界観で感じることあるんだけど。
小説とかじゃないのに、独特な世界観が出ているんですよね。ゆるいんだけど、本質を付いている感じ。
初めて読んだ感覚の本でしたね。言葉に言い表しにくい...心地いい世界観でした。
移動して仕事をする。
phaさんは同じところにいるのが飽きることがあるそうです。
仕事とかも移動をして他の場所で仕事をするということは多々。これ完全に僕に足りない状態なんですよ。
ほぼ、家で完結する生活をしている僕です。phaさんと違って移動時間を楽しめない僕にはもってこいなんですが...
まぁ人間とも喋らない日もありますし...日光に浴びない日もある。
これは実感しないところで、めちゃくちゃ自分に悪影響があるんですよね...
たまに実家に帰った2,3日滞在する。そのまま実家で作業することがあるんですけど...なんかしんねーけど、すげー捗るわ!
え?親が飯作ってくれているから?時間できているから?いやー実家最強だわ!
ってなってたんですけど、違いますね。ずっと同じところで作業をしている僕が解放された瞬間なんですよね。
僕も同じところで作業するのが嫌でして...サラリーマン時代なんかは、毎日同じオフィスに通っていて、一年くらい経ったときには飽きていましたよ。
これが自宅になったとたん、実感が減ってしまったんですよね。
陥っている症状は同じなのに...なぜ気づかなかった...
もうちょっとphaさんを見習って、場所を変えて作業するように心がけてみます。
朝スタバまで散歩して、ブログ書いて帰ってくるだけでもだいぶ変わるかな。ま、またそれも飽きるでしょうがね!
地球は広いから大丈夫!なはず(笑)
移動先はどこへ?
本書でphaさんが移動先に使っている場所は書いてありますので、気になった方は手に取ってみてください。
えっと、僕の移動先はどこにしようかな...良い機会なので、記録がてらここに書いておきます。
- カフェ
- ファミレス
- 公園
- ネットカフェ
- スーパー銭湯
このあたりになりますかねぇ...だいたいカフェが増えそうですよね。すぐに飽きそうですが...(笑)
スーパー銭湯なんか、風呂入って作業してみたいな状態いいかも。って思っちゃいました。
これらをお金かかってもいいので、少し視野に入れて行動していこうかと。なんか新しいアイディアが頂けるかもしれませんしね。
旅に行くのは突発的。
phaさんは、行くあてはないけど家にいたくない時があるようで、突発的に旅に出るようです。
この気持ちすごいわかるんですよね。何を見たい。何をしたい。ってことは全くなく。とりあえず、遠くへ...みたいな気分になるんですよ。
距離があればあるほど、僕は良い。
旅行って計画を立てて行くのがデフォルトってみなさんは思っていますよね?
phaさんの言っていることに全面同意なんですけど、僕らは違うんです。(僕らって勝手に言わせてもらう。)
1週間後に自分が何をしたい気分になっているかなんて想像できない。1ヶ月後に自分がどこへ行きたいかなんてわかるわけがない。半年後には自分がトラックにはねられて死んでいるかもしれない。
引用:ひきこもらない
これなんですよ。まさにこれ。
1ヶ月後の旅の計画立てられても、その瞬間行きたいって思ってない可能性が大なんですよ。そーなると...
「なんか行くのめんどくさくなってきたな...」なんてことが3日前くらいから起こる。
そうすると当日までの3日間が、いい気分で過ごせないし、当日なんてまさにめんどくさいの極み。
ラッキーなハプニングとか起きない限り、テンションガタ落ち。もちろん逆パターンもありますけどね。
それなら、思った瞬間からなるべく早い状態で行動に出た方が気持ちが高まるですよ。
言わなくてもわかると思いますが...誰かと行くということは不可能ですがね!というかむしろ一人で行くというのが大前提ですが。
フィッシュマンズの章がエモい。
本書の後半にフィッシュマンズのことが書かれている章があるんですけど、この章からいきなり内容がエモくなるという...
衝撃の本になっています。常時、エモいですよ。基本的にエモいですけど。フィッシュマンズの章からエモさが急増!って感じになるんですよ。
え?今までの雰囲気どこいった?え?ってこっちがなる感じにね。
ここの切り替わりが本当に面白かった。この切り替わる感がこの本の醍醐味?って思うくらい、読んでいて心を動かされましたね。
そのエモさを引きずるが如く、京都、上野の話も同じようなトーンで聞こえる。ちょっと不思議。
エモい文章好きな人は、ぜひフィッシュマンズまでは読んでほしい。
最後に
共感がすごく出来る部分と共感が全くできない部分。この2つがざっくりと出てきた本は久しぶりでしたね。
僕はマネごと大好きなので、移動をするということをマネさせて頂きます。
サウナの良さはphaさんくらいの年齢になったらわかるのかな...?嫌いじゃないけどね。
不思議な空気感に包まれた面白い本になっていますので、ぜひ手に取ってみてください。
それでは、また。
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