キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。
以前書いた記事のこちらで、褒めましょう。という事を書いていました。
最近、気づいたんですけど...褒めているのに褒められていると認識していない発達障害者がいた!ということ。
あ、僕の相方のことですが...そのことについて書いていきます。
褒められているのに認識していない発達障害者。
先日、発達障害者の相方と記憶の定着について話をしました。
記憶の定着には、前頭葉と海馬が重要ですよねって話から、そこにダメージを食らっている可能性がある発達障害者は記憶の定着が弱い...
という話になりました。
彼も色々と勉強しているらしく、発達障害者が記憶の定着を強くするには、『褒められること』と言っていました。
彼の言い方的にちょっと引っかかって、「僕、君のこと褒めているんだけど気づいている?」って話をしたら、彼は「え?褒められてんの?」と言ってきた(笑)
昔だったらはっ倒してところですが、今は「えぇー...あはは。」くらいで済みました。余談ですが、成長、成長。
で、最近初めて褒められていることに気づいていないということが判明しましたね。
まぁ僕としては、衝撃的なわけでわりと「これはすごくいい感じになったね。」とか、わかりやすい言葉を使っているのですが...気づかれていなかった様子。
なぜ気づかれていなかったのか?
彼の頭の中だと、二人で作業をするときに何をするかによってアイディア出しや方法論を出していくことになりますよね。
この時点のアイディアや方法論って二人で出していくので、混在したものになる。
現状ですと方法論などは僕の方が出す量が多いので、基本的に僕が提案したやり方というものに沿って動くことが多い。
方法論が決まって、彼に「じゃあこんな感じで進めるから、ここよろしくー」って投げます。で、僕は僕で作業をするという形。
この時、立てた作戦がいい感じハマったりして彼がいい結果を残した時にもちろん、僕は褒めます。
「これ、いい感じじゃん!」ってね。
このセリフを聞いた彼が思うことは
「キヨスイが提案した方法論だから、僕は関係ないぴょん!」って思っていたみたいです。
驚愕!驚愕の一言!何も考えずに言ってしまいましたよ。「やったのお前じゃんw」ってね。
あぁ、こうやりましょうね!って指示したのは僕ですよ。ですが、行動したのはあんたですよと!
ただ、こういった混在したものはなかなか素直に褒められていることに気づきずらいようです。
よって記憶への定着化が弱まり一度、成功した同じことがなかなかできなくなるという現象に悩まされていました。
僕が思った2点のこと。
- じゃあどうすれば褒められているのを気づけるのか?
- なにそれ?完璧主義なん?全部自分でやらないとダメなあれ?プライド高い系?
この2点がソッコウで頭に浮かびましたね。
まず、1点目のどうすれば褒められているのか気づけるのか?
これの回答は、褒めているということを教えて欲しいというだけでした。かなり簡単なこと。
ですから、最近は、「私、今あなたを褒めてますよー」って言ってます。なんだこれ(笑)やっぱり異常な会話だ(笑)
1点目は人によって違う可能性もあるのかな?褒める回数を細く増やしてほしい人もいそうだし、褒め方の質を変えて欲しい人もいそう。
彼の場合は伝えるだけで良かったみたいなので、わりと簡単でした。
問題の2点目。
まーったプライド高い系が出てきましたか!と思った節もあったので、直球で聞きました。
そしたら、自分で気づいていないけどあるかも...という回答。ですから、自分がやったことに対しての行動は素直に受け止めるように。
と言いました。この辺りの素直さという部分はかなり、発達障害の特性をフォローするものになっていくのでは?と考えているので、ただいま実践中(たぶん)
素直になったらのビジョン。
話、ついでに素直になったらこうなるんじゃね?って僕のビジョンも少しお話をしておきます。
スティーブ・ジョブズを発達障害者と仮定すると、アップルを追い出されてから彼は禅を学び、文句を言いながらも乙川弘文さんの教えに従いながら、素直に動いてはいましたからね。
そのあとにiPodという画期的な商品を開発して、のちにiPhoneまで叩き出してしますからね。
iPhoneは既存の世界を破壊しました。
文句をいくら言おうと、行動が素直になっていれば人間素直になるでしょう。文句も言わないのが一番良いですが...(笑)
結果レベルは違えど、この様な影響が起きるのではないか?と考えています。
褒められていると、どこで感じるのか?
どこで褒められているのか?と感じるのかは、人それぞれな気がします。僕はひとりの発達障害者としか深い関わりがないわけで...他はわからん。
ただ、重要だ!と言えることが2点ありまして。
- 発達障害者が自分がどこで褒められていると感じるのか?ちゃんと把握する。
- 定型発達者が発達障害者の話を聞いてすり合わせ。
この2点ですね。
これができれば、だいたいのことは解消するでしょう。この2点ができて解消できない場合は、すごい質の褒め方を要求されて、定型発達がそれに順応できないくらいしか思いつかない。
かなり重要なのは、1点目の発達障害者が自分のことを把握するという点。ここの出発が間違っていると全てが空回りします。
発達障害者のみなさんたくさんの本を読んだり、色々な人の話を聞いて、自分と向き合ってしっかりと自分のことを知ってください。
この情報が間違っていて、間違っていることに気づかないというのもあるでしょう。まぁ何度か失敗すれば良いとは思いますが。
結構なダメージを定型発達は喰らいます(笑)自分の把握大事ですよ。
記憶の定着化が強まることを目指しています。
これらの修正で記憶の定着化が強まることを目指して、ただいま実践中です。また経過が出たら、記事にしますね。
もちろん、記憶の定着化が定型発達者と同じレベルで全てのことが上手くいくことはないでしょう。
ただ、自分の興味のある分野は定型発達者、以上のレベルにはいけるかな?とは思っています。
でも、あんま期待しないで今より記憶の定着化が進めばいっかなくらいで考えておくのが一番いいかもしれませんね。
最後に
だいたい、こんな感じです。作業工程の忘れが多い場合もこれらが影響している可能性がありますので、ぜひ一度考えて試してみてくださいね。
それでは、また。
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