映画「イン・ザ・プール」感想!意外な人も出演していた!やっぱり見返す価値あり!

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キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。

 

久しぶりに『イン・ザ・プール』を観ました。何度観てもいい映画ですねぇ〜!

三木聡監督は外しません!古い映画ですのでストーリーの感想はあまり触れずに役者さん脚本の方に着眼して書いていきます。

 

イン・ザ・プール 概要

イン・ザ・プール Amazon

 

▼原作

奥田英朗

 

▼監督・脚本

三木聡

 

▼キャスト

伊良部一郎:松尾スズキ

田口哲也:オダギリジョー

岩村涼美:市川実和子(原作では男)

大森和雄:田辺誠一

マユミちゃん:MAIKO

佐俣教授:森本レオ

前西室長:岩松了

編集長:ふせえり

吉沢部長:きたろう(友情出演)

姫乃木医師:三谷昇

 

『精神科医伊良部シリーズ』の第1作。第127回直木賞候補になった。
伊良部総合病院の地下にある神経科を訪れる人々と、彼らを診る医師を描いた作品。
以下の5編が収録されている。

イン・ザ・プール - Wikipedia

 

短編小説を上手に映画化されている。

原作は、精神科医の伊良部という人間にフォーカスした短編小説なんです。伊良部って松尾スズキさんが演じた、あの超適当な精神科医ね!高級車をブンブン運転しているダメな精神科医!

彼の元に様々な精神疾患を持った患者がやってきた、とんでもコメディが繰り広げられるって内容なんです。

小説内ですと、各々のストーリーがクロスすることはなく全くの別物として扱わられています。

 

この短編小説をいい感じに一本の映画としてまとめあげているんです。

無駄に脚色して患者同士がクロスすることもなく。あくまで伊良部が中心であり、パイプ役となって3人の患者たちをストーリーに乗っけていっていく。三木聡さん、かなり秀逸な脚本しています。

 

取り上げるものも小説の中で印象的なストーリーなので、チョイスも外していないんですよね。これはかなりのプロだ!って思わせる作品になっています。

 

きたろうさんの間が!

きたろうさんの演技の間ってなんであんなに心地いいのでしょうか。遅い?って思わないギリギリのところで来てくれる感。速くなることはない。

 

遅すぎると「何言うの?何言うの?」って視聴者がなるけど、遅いに入る?入らない?くらいの間なので、こちらが「何言うの?」みたいまでに感情がなる直前でくるというか。

そこでの変な行動を構える直前にくれます。この間は本当に独特であり、最高であります。舞台なれしている役者さんってこういう人多いよね。ムロツヨシさんもしかり。

 

江口のりこの見た目が変わらない件

オダギリジョーさん演じる田口が最初に向かった病院で看護師をやっているのが『江口のりこ』さん。

名前だけ聞いてもピンと来る人はいないでしょう。女性名脇役ですからねぇ...

 

ツイートから動画をひとつ。左側の女性です。

 校閲ガールを観ていた人は印象に残っているんじゃないでしょうか。彼女、イン・ザ・プールに出演しています。

イン・ザ・プールは12年も前の作品なんですけど、見た目があまり変わってないという...びっくりしましたね(笑)

本当にちょい役なので、少ししか出てきませんので要注意して観てください。

 

最後のワンシーンが秀逸なんですよ。

イン・ザ・プールというタイトルにふさわしい終わり方をしてくれます。

覚えてますか?いや〜僕は10年も前に観たもんで、忘れていました...終わり方が秀逸でしたね。

ここでは、あえて書きません。忘れちゃっている人もいると思いますので、ぜひもう一度観ていただきたいです!ご自身の目で確認してくださいね!

 

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最後に

やっぱり昔の名作に触れると新しい発見ありますねぇ!特に「あれ!こんな人出演してた!?」ってのがめちゃくちゃ多い。

それと今の自分と当時の自分の感じ方が変わってきているので、自分の変化も楽しめて面白いですね。

イン・ザ・プールの最後を忘れている方!ぜひご覧あれ!

 

 

 

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