キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。
音楽のお話。年の離れた子と音楽のお話をする機会がありました。まぁーそこでジェネレーションギャップで衝撃的なこと起きてましたね。
Skrillex(スクリレックス)の代表曲なに?
昨日若い子と飲んでいて、スクリレックスの代表曲ってなんだと思います?と聞かれたので、
— キヨスイ (@kiyosui_goraku) 2017年5月3日
scary monsters and nice spritesかRecessかね?と答えた。Jack Uなどは除外と考えてね。
若い子たちの回答はFirst Of The Yearだった。
若い子にスクリレックスの代表曲って何が浮かびます?って質問を頂きました。僕の回答としては、『scary monsters and nice sprites』か『Recess』。
まぁー妥当な回答ですよね。え?スクリレックスが分からないって?
スクリレックスは彼。グラミー賞を何度か獲得している、ミュージシャンです。世界的に超有名。
— SKRILLEX (@Skrillex) 2017年2月14日
知らない人はwikiへゴー!
話を戻しまして、『scary monsters and nice sprites』と『Recess』はこちらの曲です。
▼scary monsters and nice sprites
もう7年前の曲になるのか。デビューアルバムに入っていたリード曲です。この曲で彼は世界的なスターになりました。もちろん、グラミー賞も受賞されましたよ。
▼Recess
2014年にリリースしたアルバムのリード曲。Recessです。こちらもめちゃくちゃ話題になりましたね。
この2曲が僕が彼の代表曲じゃないかな?って回答。
若い子はFirst Of The Year
20歳前後の若い子たちは、First Of The Yearがスクリレックスの代表曲だと認知しているみたいなんですよ。Recessは知らないけど、First Of The Yearは知っている的な。
もちろん、猛烈にスクリレックスが好きなわけでもなく、猛烈に音楽が好きなわけでもない人たち。人並みに音楽聞きますよ〜!って子が対象ですけどね。
▼First Of The Year
こちらがFirst Of The YearのMVです。観ていただければわかると思うんですけど、MV(ミュージックビデオ)が秀逸なんです。
scary monsters and nice spritesやRecessと比べてどちらの曲の方がいい?なんてナンセンスなことを言うつもりはありませんが、僕が代表曲だと思っているものにはMVが付いていないんですよ。
ただ、実績などを含めて見るとFirst Of The Yearよりscary monsters and nice spritesやRecessの方が認知度が高くていいんじゃない?と感じてしまいます。このズレはいかに...
Youtubeのみのインプット。
なぜscary monstersやRecessじゃなくFirst Of The Yearが若い子たちで代表曲になっているのか?というとMVが秀逸だから。要するにインプットがYoutubeだからだ。
— キヨスイ (@kiyosui_goraku) 2017年5月3日
これには衝撃。確かにscary monstersやRecessはMVがない。
scary monstersやRecessを知らない子でもFirst Of The Yearは口を揃えてみんな言うらしい。あくまで彼の周りの子だが。
— キヨスイ (@kiyosui_goraku) 2017年5月3日
インプットはもうYoutube。音楽好きでもストリーミングサービス。
CDなんか笑っちゃうよね。
答えは恐らく、ここにあるんでしょう。音楽にお金を払う時代は終わりました。払っても月額1000円以内ってところでしょう。
音楽のインプットがYoutubeがかなり占めている事実があるということ。さらにMVが付いていないと認識しないという状況すらあるのかもしれません。
もはや、音楽だけの価値ってかなり下がっているのでは?と再度、強く認識しました。
scary monsters and nice spritesやRecessを知らないで、First Of The Yearだけを知っている友達もいるとも若い子は言っていましたし...
おじさんからするとまずそんなことありえないわけで...どっからスクリレックスに入ったん?!ってパニックですよ。
ただ、冷静に考えればYoutubeでしか音楽聞かない系?ってすぐに当たりつきましたけど。僕に教えてくれた彼も「恐らくそうだ」と話をしてくれました。
スマホがこんだけ普及すればそうなること間違いないか。
VR普及でさらに加速するんじゃないか?
ここ半年くらいずっと話題のVRが普及したら、このMVがないとなかなか認識されない問題はさらに加速しそうです。
VRでしたら、素晴らしい映像が表現可能になってくるでしょう。自分がそこに居るようにMVを観ることもできるでしょう。
音楽単体の価値がどんどん下がるというか...周りの価値が上がったことでどこかに依存しなければいけないと言った方が正しいでしょうか。
80年代のような純正ミュージシャンみたいな存在はどんどん減っていくでしょうね。
最後に
わかってたけど、衝撃的なお話でした。もうこれも数年前から始まっていたんでしょうね。
強く実感したのは、今回が初めて。若い子と交流するってとても有意義だなとも再確認。僕より優秀なのは、当たり前ですからね。
あ、ここでの話はあくまで僕の知り合いの子の友達たちの話なので他の人たちもほぼ全てがそうだということではないので、要注意。
僕は他もだいたいそうだろうなぁ...と思ってるけど。
そんなこんなで音楽というものの価値観が大きく変わっているというお話でした。
それでは、また。