こんばんはキヨスイです。
今週はお寺で修行中なうのキヨスイです。
生活がガラリと変わり慣れてきた頃です。慣れてきた頃が一番危ないので用心、用心。
明日も5時半に起きていい1日を。
さて今日は、一昨日行ってきた雲洞庵(うんとうあん)で見た「涅槃図(ねはんず)」について。
お釈迦さまが亡くなったときの絵ですね。
涅槃図を簡単に解説。
こちらが涅槃図です。(撮影不可の場所ではありません。)
真ん中でお釈迦さまが横たわっているのわかります?(ちょっと反射しちゃってますね。)
亡くなってしまったのです。(当時80歳)
ちなみにこの寝方は内蔵に良いらしいです。お世話になっている、住職情報です。僕小さいころからこの寝方です。
歳をとって内蔵にガタが来なければ正解(笑)
右上の方をご覧ください。
あの世からのお迎えなんですけど、一番右側にいる人がお釈迦さまのお母さん。
この人ですね。
お釈迦さまを産んですぐ亡くなってしまったお母さん。
お釈迦さまはまだ、この世に必要だということであの世から薬を投げてくれます。
それがこちら。
薬を投げる。「薬」「投げる」
「投薬」という言葉はここから来ています。
医者が投薬をするの「投薬」です。
がしかし、木に引っかかってしまいます。
あらら.....
そこにネズミが登場し、薬を取ってあげようとするのですが.....
猫が登場してネズミを食べてしまいます。
薬は結局、木に引っかかったままでお釈迦さまは亡くなってしまいました。
十二支に猫がいないのはこれが由来です。
この写真で寝ているこの人は「アナンダ」
彼は、まだ悟りを開いていなかったのでショックで倒れてしまいました。
かわいそう。ってか悟り開いている人多くない!?
この絵の90%以上の人が悟りを開いている。
悟りだらけのコミュニケーションってどうなってんだろう....
まぁそれはいいとして。
この絵にはこんなストーリーが展開されています。漫画のブッタとかにも描写されているのかな?
僕はまだ読んでいないのでわかりませんが。
天から降ってきた薬は日本にある!?
最初に言っておきます。
これは都市伝説ですよー。
なんでも治る薬、「カリロク」
お釈迦さまのお母さんが天から投げた薬ですね。
これ日本にあるそうです。
もういっかい言っておきますよー
これは都市伝説ですよー。
京都のお寺にあるみたいです。
詳しくはこちらのブログ参照です。(ちょっと読みにくい...)
いやぁ...本当に治るのか!?すごく興味深い。
誰かに狙われないのか!?あぁ...また煩悩が働いた。
でもしつこく言っておきます。
これは都市伝説ですよー。
サクッと涅槃図のお話はこんな感じです。
信じるか信じないかはあなた次第。
猫がいる涅槃図もある?
日本中の涅槃図の中には猫がいる涅槃図もあるそうです。
それがこちら。
画像引用元
http://kamishiba1.exblog.jp/17110677/
右上のヒゲが長い猫ですね。
猫っぽい?と言ったほうが正解でしょうか?
この絵は常保寺の「大涅槃図」だそうです。
正蓮寺大日堂の涅槃図にも猫がいます。
画像引用元
http://dainichido.net/index.html
まぁ猫っぽい。青い猫うーん。
たぶん猫。
とにかく猫がいる涅槃図を見かけたらかなりレア!
僕はまだ見た事ありませんが、興味ある人は見に行ってみてください。
簡単に涅槃図の説明でした!
でわ!