キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。
Nitroというスマホ専用の開発支援プロジェクトの紹介です。
これは面白いですね。日本企業にどう影響するかは読めませんが、開発者がゲーム製作をしやすくなる環境ができそうです。
Nitroとは?
▼基本情報
- iOS、Androidのゲーム開発支援プロジェクト
- NOXというトークンを発行
- ゲーム開発者はNitroにゲームを提案できる
- Nitroの審査が通れば、NOX所持者で投票が始まる
- ゲームリリースされれば、Nitroがキュレーションする
- Nitroは収益を再度支援に当てていく
- ただいま、ゲーム提案受付中
プロジェクト概要はこんな感じです!あるようでなかった、支援プロジェクトですね。
英語ですが、動画ありますのでよかったらぜひ!
Nitroの大まかな流れ
- 開発者がゲームを提案
- Nitroから支援を受ける
- 収益の分配
大きくこの流れになります。
Nitroに提案
- ゲーム開発者がNitroにゲーム案を提出
- Nitroの審査が通ればNOXトークン保持者たちの投票スタート
- 投票で勝ち取れば、ゲーム開発費を支援される
これが最初の流れですね。アイディアはあるけど、資金が足りない...というゲーム開発者はNitroに提案してみましょう。
日本だとクラウドファンディングがありますが、ゲーム開発者とは相性があまり良くないのは事実。今後、ブロックチェーンゲームで稼げるようになればクラウドファンディングを使って出資を募る開発者も出るかもしれませんが、現段階だとまだまだ。
Nitroのフィードバック
- Nitroがキュレーションを開始
- 投資家、パブリッシャーと繋げてくれる
- Nitroプラットフォーム内でユーザーからフィードバックをもらう
もし、ゲーム案が通って投票も勝ち取れれば、この様な流れになります。Nitroは支援プロジェクトだけではなく、プラットフォームも作る予定なので、プラットフォーム内でユーザーからフィードバックがもらえることに。
収益の分配
- リリースされたゲームの収益は20%から30%Nitroへ
- 収益の60%は再投資に活用。NOXトークン所持者にもマーケティング報酬として分配
- 収益の40%は新規ゲームの支援としてプール金に
利益分配はこんな感じだそうです。多分、この解釈で合っていると思うのだが...
収益の100%が何がしかに使われるって表記だけど...給料は?(笑)プール金の40%に含まれているのかな?
NOXトークンについて
クラウドセールは既に終了しています。
- 総発行数:120,000,000
- クラウドセール:50%
- NITROチーム:6%
- iCandy(出資会社):5%
- アドバイザー:1%
- 予備:35.5%
予備がけっこう多いのが気になりますが、こんなところ。
執筆時(2018年4月5日)の時価総額は約11円です。
▼上場取引所
ロードマップ
ざっとみて本格始動は来年ですね。現段階だとトークンは買わずに見守りみたいな感じでいいと思います。ゲーム開発に携わっている人とゲーマーが要チェックのプロジェクトかと!
開発ゲームを募集しています!
▼応募に当たって必要な情報
- プロジェクト概要
- ゲームの内容
- ビジネスモデルとターゲット層
- イノベーションとセールスポイント
- プロダクトの進歩状況
- 予算
- チームメンバー
プロジェクト受け付けているので、開発チームはダメ元で応募してみては?もしかしたら、アイディアをパクられる!なんてこともあるかもしれないので、その辺りは自己責任で。
記入は英語が必須になりそうですが、内容はそこまで難しくないのでちょっと英語がわかればいけそうです。
Nitroに対する感想
プロジェクト内容はかなり良いと思う!ゲーム開発でこういったものは、今までなかったし。ブロックチェーンゲームと絡めていくことでNOXトークンの価値も上げやすいでしょう。
正直言って、MOLDやChimaeraのような開発プラットフォームより早い進展を見せてくれそうな感じします。開発を自分たちのプラットフォームでしてもらう訳じゃないので、手間が段違いで違うはず。
疑問を持つとしたら、収益の分配部分くらいですかね。結構、ざっくりしているけどいいのかな?ってイメージはある。
それ以外は言っていることが実現すれば、スマホゲーム業界に大きな功績を残しそうなプロジェクトな予感。
まずは、ゲーム開発を募集しているのでここから良いゲームが残っていくことが第一歩ですね。
NOXトークンは買いませんが、このままチェックしていきます。
最後に
ゲーム関連のプロジェクト色々と出てきていますが、なかなか面白くなりそうです。全てのトークンはチェックできないので、半年後くらいまでに絞っていこうかなというところ。ブロックチェーンゲーム業界の発展が楽しみですね。
それでは、また。
【Nitro HP】