キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。
観てきました!僕は三木聡さんの大ファンなので、楽しすぎましたね!
映画としては、賛否両論わかれる作品かと思います(笑)
三木聡ワールドを理解できない人には厳しい作品になっているかも...
久しぶりの三木聡作品
— キヨスイ@dApps (@kiyosui_goraku) 2018年10月13日
超面白かった。僕が観た中では、今年イチの映画
映画館じゃなくて家だったらもっとゲラゲラ笑えそうなので
また家で観たいです
「やらない理由」がテーマでいいかな
刺さるとこちゃんと用意してくれて
深くて良いんですよね
いつも#音量を上げろタコ pic.twitter.com/kgQ0QPBWEL
「音量を上げろタコ!」概要
▼脚本・監督
三木聡
▼キャスト
- 阿部サダヲ
- 吉岡里帆
- 千葉雄大
- 麻生久美子
- 岩松了
- ふせえり
- 松尾スズキ
- 田中哲司
- and more
▼あらすじ
阿部サダヲ演じる、絶叫するカリスマロックシンガー「シン」が主人公。
彼は、整体ドーピングで圧倒的なデカイ声でファンを魅了していた。しかし、シンの喉も限界になり、ライブで大量に吐血してしまう。
シンは吐血したままハイテンションになり、ライブハウスを飛び出してしまう。
街を徘徊しているシンと出会ったのが、歌声が聞こえないほど、声が小さいストリートミュージシャンの「ふうか」
彼女は、圧倒的に声が小さいミュージシャンだった。
そんな彼女を見て、シンは彼女の音楽を「燃えないゴミ、不燃ゴミ」と罵倒しながら彼女を振り回していく。
三木聡ワールド全開のわからない人には、絶対にわからないロック、コメディ、ラブがハチャメチャ映画!
▼原作
▼アルバム
三木聡の作品がダメな人は無理
映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」特集|破天荒すぎる“ハイテンションロックコメディ”を阿部サダヲ×三木聡対談とコンピ解説で徹底解剖 #音タコ #阿部サダヲ #三木聡 [Power Push公開中] https://t.co/ViVKQrW2l7 pic.twitter.com/7Zw0NwVIM8
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) 2018年10月9日
三木聡さんのこと好きですか?
「Yes!」と 答えられる人は、ここでPC、スマホを閉じて映画館へ行ってください。
「うーん...」「知らない...」という人は、すぐに映画館へ行くことをオススメしません。
三木聡さんの過去作品を観てから、この映画を観ることをオススメします。
なぜかと言うと、いつも通りクセが超絶すごいんですよね。この映画。
合わない人が観ると全く面白くないと思います。僕は好きなんで、楽しみましたけどね。
というわけで、過去作品を観ましょう。
個人的には、インスタント沼かインザプールが無理だったら厳しいかな...と思っています。
こちらの記事に過去作品まとめてありますので、どうぞご確認ください。
「やらない理由」がテーマ
今作のテーマは「やらない理由」でしょう。
吉岡里帆さん演じる「ふうか」が、まーやらない理由を探すのが上手な人で。
良く聞く言い訳をふんだんに入れ込んであります。
人間というのは、やらない理由を探す時が一番クリエイティブになるとも言われていますね。
映画を観ていくと
「あ〜この言い訳聞いたことある」
「この言い訳、言ったことある」
とちょこちょこ刺さってくると思います。
自分で言ったことあったり、自分の周りに居たりと上映中、色々な人の顔が出てくる映画になっていると思います。
昔の「転々」とか比べたら、メッセージ性がわかりやすくなっていて、三木聡ビギナーにも割とオススメできる内容に仕上がっていましたね。
クスっと笑う小ネタ満載
場面転換するだろうな...って観ていて思う瞬間でも、無駄をどんどん入れてきます。
クスッと笑ってしまう小ネタが満載です。
これを推進力を落としているので、マイナスと観るのか?
それとも三木聡ワールドとして楽しめるのか?
この違いで、この映画の評価がすごく変わってくるでしょう。
忘れたくても、忘れられない、このネタも出てきました。
「いいの、いいの、ブライアンイーノ」
— キヨスイ@dApps (@kiyosui_goraku) 2018年10月13日
まだ使うんだw
面白かった#音量を上げろタコ
これを今の若い子たちは、ブライアンイーノ知らないでしょ。って切ってしまうのか...
あーまだ使ってくれるのね。ってなるのかで、楽しみ方が変わってきます。
要するに何が言いたいかと言うと、この作品だけ飛び込んでも100%楽しめないよ。
クスッとも笑えない可能性あるよ!ということです。
上記に書いたように、三木聡作品を観ていないと楽しめない部分もあるので、過去作品で自分の耐久度を測ってください。
後ろに行くほどグチャグチャ
ストーリーが進むに連れて、グチャグチャです(笑)
なんでもオッケー!って受け入れないと観てられませんよ。
喉が裂けそうになって、ライブをバックれたシンを韓国まで逃がしたり...
花火でどんちゃん騒ぎをしたり...
走りながら、謎のキスシーンが始まったり...
もうグチャグチャになっていくんですが。
最後は、シンと韓国で一緒に作った曲をふうかが歌って売れるというハッピーエンドな感じになりましたね。
シンは韓国の刑務所に入ってしまうことになるんですけど。
まー今回はゆるい感じのハッピーエンドよりに終わりました。
「転々」とかに比べたらヌルいヌルい!
エンディングだけにフォーカスすると、今までとちょっと違う三木聡作品に仕上がっていたのかな?って感じします。
原作を読んでいないから、わからない部分もあるが、吉岡里帆さん主演でいくと、あんな感じになるかなと納得したところ。
ユルフワな感じで終わります。
観終わったあとにズーーーーン...ってなることはあまり無いと思うので、ご安心を。
新旧の融合が観れてよかった
- 麻生久美子
- ふせえり
- 松尾スズキ
- 岩松了
この辺のメンツは、いつものメンツですね。旧って言ったら失礼だけど...
いつも三木聡作品を支えている役者さんたちです。
阿部サダヲさんって過去の作品出てなかったよね?だから除いたんだけど。
- 阿部サダヲ
- 吉岡里帆
- 千葉雄大
こっちが新メンバーですね。
千葉雄大さんなんかどうやって、使うんですか?というのが観る前まで合ったんですが、なにも問題なかったですね。
強いて言えば、エンディングの方の吉岡里帆さんと二人になるところが、ちょっとクセが弱かった?くらいです。(粗探し)
いい感じにミックスされていて、美味しかったです。
最後に
僕は三木聡さんの大ファンなので、今年イチ楽しめた映画になっていました。
空気を読まない笑い、不謹慎な笑い、最高ですよ。
メッセージ性もあり、面白い映画になっているので家でも観たいですね!
それでは、また。