キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。
今日もエッセイ行ってみようかな。うん。気分が乗っているので行ってみます。散文なので、暇つぶしにどうぞ。
本日の題材は、親父と僕の関係性のこと。
家族から話をしようか。
うちは4人家族です。僕は末っ子、6歳上の兄が一人、あとは母と父で4人。
どこにでもある、普通の家族構成ですね。祖父と祖母も同居していた時は6人家族でした。もう亡くなっているので、4人。
兄は結婚しているので、親戚という大きい括りで言えばもうちょい多い。純度100%のキヨスイ家としては4人ってイメージです。
僕は親父と兄とめちゃくちゃ仲が悪い。仲が悪いというか考え方から何から何まで、話が合わない。「僕はこの家族とDNA同じなのかい?」という疑問すらもつ。で、結果的に仲が悪くなったと言った方が、正しいかな。
6歳、年が離れているせいもあるのかもしれないが、兄と話をしていて一度も笑ったことがない。たったの一度もですよ?
幼少期に遊んでいて、一瞬笑った。しょうもないことで笑ったみたいなことはあるかもしれないが...その笑いって誰が相手でも笑うやつだから、一旦除外。僕の記憶的にもかなり薄いし。笑った感が少なすぎる。
というわけで、一度も笑ったことがない!本当に一度もだ。電車を一緒に乗るのすら、苦痛と感じることが過去にあったほどだ。
これから、親父が死に母が死にとなっていくことを考えると...遺産の話が不安だ(笑)
話を戻して、今回は親父のこと。親父とも同時にそこまで仲が良くない。
大人になったから、一緒に飲みに行くか。みたいなことが起きるものであれば、前日から僕は一睡もできないだろう。
それくらい恐怖だ(笑)
親父と噛み合わない理由。
親父は何かに没頭して、ハマったことのない人間みたいだ。
ずっと公務員として働いてきて、安定した生活環境を提供してくれていた。どこにでもいるチャレンジという文字がない公務員でした。
もちろん、そのチャレンジ精神のなさが、安定した生活に繋がっていたので感謝はしている。
僕はわりと安定していない生活をしている。安定ってなに?美味しいのそれ?っていう生活だ。
そんな僕をみて、いつまで安定しないつもりだ?という話を度々と浴びせられてきた。
僕からすると、その安定ってどこにあるんですか?そんなもの幻想じゃないっすか?ってスタンスで話を聞くものだから、一向に平行線だ。
僕が何かにハマって没頭していたり、母がハンドメイドにハマって売っていると、何も興味を示さない。
何かにハマって没頭する人の気持ちがわからないんだろう...非常に悲しく感じてしまう。
ただ、僕は毛頭親父を否定するつもりが全くないが...こちらにも発言を浴びせないでほしい。
お互いほっとくのが一番良い状態じゃないか?と考えている。
親だから。
心配だから口を出す。親だから。という言葉をよく聞く。うん、僕にはわからない。
僕は親になったことがないから。
ただ、心配されたところで親が何かできることはない。そりゃーめちゃくちゃ優秀で人格者で金もあってなら話は別だが、僕の親はそうではない。
だから噛み合わないことは、お互い触れないでおこう...というところが嬉しいところ。
親になったら、気持ちがわかるのか?どうなのか。僕は親になる可能性はめちゃくちゃ低いと思っているので、実際体験できるかわからないが、この扉は開いたことがないので、そこまで強く言わないでおこう。
自分もそうなるかもしれない。
本を読まない親父。
当ブログを見ていただければわかると思うが、僕は本をわりと読むほうだ。年間60冊から70冊くらいは読んでいる。
親父は逆に全く読まない。僕との間でいざこざが起きたとき、理解を示してくれる態度を取ってくれるが、思考が自分の範囲内で済ませてしまうので、お互い平行線のまま。
自分の価値観から外に出るには本が一番手っ取り早いものだと僕は認識している。
もちろん、体験も必要だが自分より優秀な人の頭を覗くことができる本は、次の体験に繋がりやすい。
「ちょっとこれ読んでみてよ」と言っても全く手に取ってくれない親父。
僕が言っても全くダメだから、母に頼んだ。
そしたら、こんな状況に。
本嫌いな親父が手にとってくれて読んでいる様子。これは嬉しいですね。
— キヨスイ (@kiyosui_goraku) 2017年5月30日
やはり、親父という存在は息子という存在を素直に認めたくないという気持ちが出てくるのか?母経由でトライしたらすんなりと行けた。
ここで浮かぶ言葉は、子育ては男の免罪符と妻という存在の大事さ。
真意は僕にはわからん
おぉ...妻、強し。
今後の親父が楽しみだ。
なぜ、ここまで親父との関係性を問題視しているのか?というところだが、諸事情により住まいを実家へ移す可能性が、ただいま浮上しているから(笑)
親父の家だから、彼が王様なわけだが...できれば少しだけ王様に考え方を変えて欲しいと思っている愚民です。
親孝行プレイ。
できれば、僕も息子なので親父とは仲良くしたい。
こちらも策を考えて、みうらじゅんさんの「親孝行プレイ (角川文庫)」という本を手に取ってみた。
まだ途中までしか読んでいないが、究極の親孝行プレイは「えなりかずき」と僕は解釈した。
えなりかずきさんは親孝行を仕事にしているような人間。子役でブレイクしたのは言うまでもないが、あの子役像のイメージをそのまま現実まで持ってきた。
親孝行=えなりかずき
少なくともこの本が発行された2007年では、上記の図式が世間で完成していた。
極端な話、僕がえなりかずきのような人間になれば、あらゆる親父世代の人間から好かれるだろう。
可能性的にはもちろん、無理!100%無理!えなりかずきになんてなれません。
ただ、要素は取り入れることができるかな?と思っている。
僕のように親との関係性がうーん...と思っている人は「親孝行プレイ」オススメです。
今回のエッセイあとがき
不満から入るエッセイ的な何かは、最終着地が難しい。
ただの不満で終わってしまいそうで、書いていて気分が悪くなりそうだったが、親孝行プレイに着地できたのは、エッセイ歴2日としては、素晴らしい結果になったのではないか?と自画自賛している。
親子関係に悩んでいる人は、たくさんいると思う。気が向いたら、みうらじゅんさんの「親孝行プレイ」を...!
それでは、また。
PS.兄とはもう数年会ってないので、もうこのまま死ぬまで会わないでいいかなって思っている(笑)