キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。
「スーパーサラリーマン 左江内氏」hulu限定のスペシャルストーリー「小池刑事の鬼取調室」の第3話がまるで舞台喜劇だったので、フューチャーして『福田組、風神雷神』の感想を。
福田組の風神・雷神
huluで小池刑事の鬼の取調室 第3話を見たんだけど、あのトリッキーなセリフの中での掛け合いって、職人技レベルです。
— キヨスイ (@kiyosui_goraku) 2017年4月8日
セリフの区切りがわかりにくいったら、わかりにくい。それを自然に魅せるまだ持っていくってすごいすごい。
第3話は、佐藤二朗さんとムロツヨシさんのほぼ、二人舞台。
みかんを奪ったとかなんとかの罪?で、取り調べをする小池刑事(ムロツヨシ)。
どうにかこうにか、手柄をあげたい小池刑事はみかんから麻薬取引まで想像力を膨らませて、罪にしようとします。
まぁいつものことなんですが...「あーこれ一発撮りなのかな?」という感じでまるで、喜劇舞台のような演技が繰り広げられる。
台本ってちゃんとありますか?というか...ムロツヨシさんが暴走しまくっているんですが。これぞ、ムロツヨシ節ってのが炸裂しています。
セリフの区切りがわからないんですよ。あ、わかりますよ。本当はわかってますよ。じゃないと楽しめませんからね。
他の役者さんと比べると間が圧倒的に短いというか。間がほぼないんですよ。話がポンポン進んでいく。
で、あって頭から抜けない。ちゃんと自然と進んでいく。なにかこれ?
無駄なセリフが無駄にならない。
たくさんの無駄を散りばめて、無駄にしない。キャラにする。
— キヨスイ (@kiyosui_goraku) 2017年4月8日
すごい、すごい、すごい。福田組の風神雷神はかなり喜劇です。
ムロツヨシさんの演技って本当に無駄がありまくるんですよね。同じ言葉を繰り返しまくるし。でも無駄にならない。なんだろう。
周りが引き算するっていうか?無駄がいっぱい散りばめられている分、佐藤二朗さんのセリフ回しは意外とシンプル。
これが、本当に不思議で不思議で。見ていて飽きないんですよね。
このスタイルなぞ。
擬音の多さ!擬音が多い!
そして、擬音が多い。擬音で進める。
— キヨスイ (@kiyosui_goraku) 2017年4月8日
これ、成立しちゃうの本当に不思議。ガッととかバーっととかバッとか。
擬音がめっちゃ多い!「バーっ」とか「バッと」とか言うんですよね。ムロツヨシさんがね!
こんだけ、擬音が多くて演技をしている人いないよね?なんなんだ、この擬音の多さ。
それを平然と返す佐藤二朗さん...擬音入れちゃうと、間が間がわからなくなりそうなんだけど問題なく演技が進んでいくこの二人。
もちろん、動作があってのこの擬音ですが...ここまで擬音が多い役者さんいない。
演技の外に簡単に出ちゃう。
ヨシヒコでもそうだったんだけど、この二人演技の外に簡単に出ちゃうんですよね。ちょっと出て、また中に入る。で、隙あらばちょっと出る。
— キヨスイ (@kiyosui_goraku) 2017年4月8日
あくまでちょっと。でも簡単に出ちゃう。そして何食わぬ顔をして中に入る。#ムロツヨシ #佐藤二朗 #左江内氏
外にすぐ出ます。ちょっとですが...そしてまた中に入る。で、すぐ外に出る。本当に少しだけ。
演技の外に出ると戻すのって難しそうに感じる、素人の僕ですが簡単に出て、簡単に入れば支障が出ないんですね。ということを毎回教えてくれるお二人。
役者を目指していて、ここを目指すとかなり苦しい思いをしそうだ...
最後に
と、内容にはほとんど触れずに風神雷神の特徴?的なことを書いてきました。
いやー不思議な役者さんの二人です。ドラマでは、二人舞台なかなか見れないと思いますので、必見です。
うーん、書いててもフワフワさせられている感じが堪らない。
左江内氏のスペシャルストーリーはhuluで限定配信中です!
それでは、また。
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