映画「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」感想、ネタバレ。大丈夫か?ダークユニバース。

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キヨスイ(@kiyosui_goraku)です。

 

「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」を観てきました。

トムクルーズがビシバシのアクションをすると思ったら...

 

ザ・マミー/呪われた砂漠の王女 概要

 

▼あらすじ

米軍関係者のニックと考古学者のジェニーは謎の地下空洞に隠された巨大な棺を発見する。
調査のために棺をイギリスに輸送しているところで、謎の現象が起き飛行機は墜落。
墜落とともに即死であったはずのニックは無傷のまま遺体安置所で目を覚まし、棺を探し始める。

棺に眠っていたのは、何千年も前に封印された王女アマネットというモンスター。
彼女は、大昔にファラオに裏切られ復習するために禁断の力を手に入れモンスター化していた。

ニックたちが掘り当ててしまった、棺に彼女は入っており開けてはいけないパンドラの箱を開けてしまう。
ニックたちは果たしてどうなるのか?アマネットを無事封印することができるのか? 

 

▼監督

アレックス・カーツマン

 

▼キャスト

トム・クルーズ

アナベル・ウォーリス

ソフィア・ブテラ

ジェイク・ジョンソン

コートニー・B・ヴァンス
ラッセル・クロウ

 

ダークユニバース第一弾!

ダークユニバース第一弾!って謳い文句でこの映画は宣伝されていました。

ダークユニバースって何?ってなっている人多いと思いますので、少し説明を。

 

▼ダークユニバースとは?

ユニバーサル・ピクチャーズが「ダークユニバース」という壮大なプロジェクトを発足!
フランケンシュタイン、透明人間、魔人ドラキュラなどなど。昔ながらのユニバーサル・ピクチャーズが作ってきた映画の悪者たちをクロスオーバーさせよう!という企画です。

簡単な例えを出すと、マーベルシリーズのアベンジャーズは様々なヒーローがクロスオーバーした作品になっています。
これはマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)と呼ばれているもの。マーベルのユニバーサル版と想像してもらえればいいかと。

往年の悪役たちがバシバシ出てくるみたいなので、今後の作品にも注目ですね。どのようにクロスオーバーしていくんでしょうかね〜! 

 

と第一弾をトムクルーズ主演でいい感じに盛り上げて行こうじゃないか!って超張り切っていった映画だったんですが...

うーむ。これは先行きが...という作品になってしまいました。

 

開けちゃいけないのを開けちゃうシリーズ。

映画で開けちゃいけないのを開けちゃって、うわぁぁぁぁぁ!!

ってなる映画あるじゃん?あれです。この映画は。

 

開けちゃいけないやつ開けて、みんなで...うわぁぁぁぁってなっています。

 

それが、序盤でわかりきっているのである程度割り切って観れますが...

割り切ってもちょっとしんどいくらい切れ味が全くない映画でした。久しぶりにどこを褒めたらいいのか、わからない映画に出会いましたね。

 

もっとさぁ!トムクルーズのさ!

もっとトムクルーズの良さをさ!出してあげれば良かったんじゃないかなぁ!!

ってのが一番の感想です。

飛行機から墜落したり、回転する車の下をくぐったりとあれ?ミッションインポッシブル?と彷彿させるシーンは多かったものの。

 

アクションシーンがね...少なかったんですよ。それよりトムクルーズが困っているシーンの方が多かったイメージ。トレーラーのイメージとちょっとちがーーーーう!ってなってた。

 

彼はさぁ!そういうんじゃなくてさぁ!こういった題材の場合は、バシバシアクションさせた方が映えるはずなんだよ!

 

って突っ込みたくなるような状態で劇場にいました。

トムクルーズ演じるニックは、最終的に悪魔?か何か?になってしまうんですけど。

その悪魔の能力を使って、もっとアマネットを懲らしめてほしかったですよ。

 

え?もしかして、クロスオーバーするから布石で取っといてるの?これが布石でクロスオーバーした時にガツンと来るのであれば、今回の映画代は我慢しますよ!ってところ。

 

全てが曖昧だった。

うん、全てが曖昧でした。かなり曖昧。

アマネットの能力も曖昧だし、封印の仕方も曖昧だし。ゾンビなのか?ミイラなのか?(ミイラです。)も曖昧だし。相方さん生き返るしさ。なぜよ?って突っ込みが多いが多くなる作品でした。

 

リメイク版とも言える今作品。元は「ミイラ再生」ってやつみたいなんですけど、ハムナプトラとかも「ミイラ再生」のリブート版みたいです。

 

えっと、ごめんハムナプトラと同じ原案からきているなんて、全く想像ができないくらい違う映画だったよ。

 

この曖昧さ、どうにかならなかったのか...

 

アレックス・カーツマン。脚本ではいい仕事をしていた。

アレックス・カーツマンという方が今回の監督。(右の方)

この方、脚本だといい仕事ばかりしているんですよ! 

  • アイランド  (2005) 脚本
  • レジェンド・オブ・ゾロ (2005) 原案・脚本
  • ミッション:インポッシブル3 (2006) 脚本
  • トランスフォーマー (2007) 原案・脚本
  • ウォッチメン  (2009) 脚本(ノンクレジット)
  • オール・ユー・ニード・イズ・キル  (2014) 脚本

ざっと出しましたけど、知っている映画多いですよね?これらの脚本は全て彼!

ヒットメイカーの脚本家が監督をするということで、期待をして観に行ってしまいました。

彼の脚本の映画のほとんどが僕はファンでしたから...

 

それが大きな間違いというか...なんというか(笑)

脚本と監督では、やっぱり勝手が違うみたいでした!

 

観た方がいいかは今後の作品次第です。

ハッキリ言って、この1本で評価しろと言われれば、星1つです。

ただ、今後のクロスオーバーだったり、なんやかんやがあると考えると完全に次回以降のダークユニバース次第!って感じ。

 

ジョニーデップが主演する作品もあるとかないとか。期待していいのか、もうわからない。

最初の一歩を完全に挫いたので、僕は予測不可能になっています。

 

ただ、映画がちょっと好き〜!くらいの人はダークユニバースとか気にしないから、あんま関係ないのかもね。

 

最後に

第一弾としては、やばい仕上がりでした。間違いなくスタートライン直後で転んでいます。

トムクルーズは、火傷しているでしょうね。

これが、火傷で済むか。丸焼けするのか。はたまたトムクルーズのハマり役になるのか?

今後のダークユニバース作品次第です。

 

見守りましょう。

 

それでは、また。